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ジャンル別!40代大人の女性におすすめの小説・エッセイ本まとめ

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誰かにおすすめしたくなる小説やエッセイ本などを、ジャンル別にまとめました。小説は、物語の中に入り込み、時間を忘れてしまうようなものが好み。

そんな文庫本を1冊カバンに入れておくと、待つことに対してイライラしなくなります。

むしろ「今いいところ!もっと待たせてくれ!」って気持ちになるからおすすめです。

さかぽん

これまでにどこかしらに書いたレビューをまとめているので、文体はバラバラです。好きな作者を見つけると一気に読んでしまうので、偏ってます。

目次

ほっこり読後感になれる|女性におすすめ小説・エッセイ本

ほっこり幸せな読後感になれるおすすめ小説を、個人的な感想とともにまとめています。

和菓子のアン/坂木司

ふっくらして愛嬌のある主人公が和菓子店でアルバイト。個性的すぎる職場のメンバーに囲まれながら、少しずつ成長していく物語。

ちょっとした日常の謎から真相がわかるミステリー要素もあるけれど、ほのぼの読める安心感。何より、和菓子の魅力を知ることができる。

和菓子一つ一つに歴史があり、物語がある。それを知ることで、また和菓子の味わい方が変わる。和菓子屋さんにさっそく足を運びたくなりました。

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阪急電車/有川浩

片道わずか15分のローカル線で、乗り合わせた乗客の人生が少しずつ交差していく物語。

自分のちょっとした行動や話している言葉が、いつの間にか誰かに影響を与えているかもしれない。公共交通機関で自分一人ぼんやりと過ごしているつもりでも、見ている人はいる。

周りにも目を向けて、恥ずかしくない行動をとる。そんな少しのことでも、何かが変わってくるんじゃないかなと思える、ほっこりとしたストーリーです。

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幻冬舎
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ラブコメ今昔/有川浩

実際に聞いたエピソードから作られている物語。

自衛隊員の恋愛や夫婦の甘い短編ストーリーが主だが、さりげないセリフから胸を打つ、いつどのような事態に陥るかわからないことへの「覚悟」。命を懸けて国を守ってくれている方達への感謝の気持ちが、自然と沸き上がってくる。

自衛隊の方達の想いが報われる国であって欲しい。甘いだけじゃない物語に、他の作品も読みたくなりました。

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角川書店
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食堂かたつむり/小川 糸

食べるということは、"命"をいただくということ。植物の、そして動物の命をいただくことに感謝して、祈りをこめ、命をいただくからには美味しく食べて欲しいと、相手のことを考えながら調理をしていく。

祈りの込められた料理の数々は、とても優しく心を溶かしていく。ヒアリングからはじまって、自分のため、そして大切な誰かのために料理を生み出してくれる、生命力あふれる食堂かたつむりに足を運びたくなった。

時々、ちょっとした表現の仕方に違和感を感じることはありながらも、最後のくだりにはホロリとさせられました。

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元気になれる|女性におすすめ小説・エッセイ本

ユーモアがあって面白かったり、スカッとしたり、前向きになったり、気分転換になるおすすめ小説を個人的感想とともにまとめています。

民王/池井戸潤

『半沢直樹』シリーズで有名な池井戸潤の小説。ストーリーは総理大臣と、大学生のバカ息子の中身が入れ替わるというもの。「政治」にまつわる話だけど、コミカルな雰囲気なので、サクサクと読み進められます。

途中まで、いつものような考えさせられる内容じゃないなと感じていたものの、そこは池井戸潤。後半には、現代社会の問題点にも絡んでいき、常々思ってたことを言ってくれ、スカッとした気分にさせてくれます。ドラマ化されましたが、ドラマも最高に面白かったです。

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アキラとあきら/池井戸潤

夕方から読み始めたら止まらなく、本の太さから朝3時までかかって読破。

主人公は零細工場の息子と大手海運会社東海郵船の御曹司、2人のあきら。

小学校から丁寧に互いの人生が描かれ、次第に交差していく面白さ。

池井戸作品は、逆境にも最後まで諦めないストーリーが元気をもらえます。

6時間後に君は死ぬ/高野和明

タイトルから予想していたような重い物語ではなく、せつなくなったり、ハラハラしたり、優しい気持ちになれたり・・・そんな短編集が詰まっています。

『運命』というものに抗えないのだろうかという恐怖感もあり、ドキドキしながらページをめくり、あっという間に読み終えてしまいました。1話読み進めるごとに、また最初の方を読み返してしまいたくなる、そんな伏線の張られた面白さも私好みでした。

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講談社
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幽霊人命救助隊/高野和明

自分で命を絶った、老ヤクザ・気弱な中年男・アンニュイな若い女性・浪人生の男性。天国行きの条件は、自殺志願者100人の命を救うこと。

とはいえ、幽体なので人の心の内を探り、ほんのちょっと意識に呼びかけることしかできず、強い意思には負けてしまう。重いテーマながら、4人のコミカルなやりとりが面白い。

「未来が定まっていない以上、すべての絶望は勘違いである」凝り固まった考えがふと崩れるとき、いまは亡き人が自分の人生を一生懸命に応援してくれているのかもしれないな・・・とあたたかい気持ちに。

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文藝春秋
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図南の翼―十二国記/小野不由美

十二国記シリーズですが、これだけでも楽しめるはず!(たぶん)

恭国は、先王が斃れてから27年。王を失くした国の治安は乱れ、災厄は続き、妖魔までが徘徊するほどに荒んでいた。なのに大人は何もしない。わかったふうな口を聞いて、道を切り開こうともしない。

珠晶は、12歳。そんな大人に王を選ぶ麒麟に天意を諮るための蓬山を薦めるけれど、笑われるだけ。こうなったら、あたしが行ってやる!!

気持ちのまま素直に行動して、反省して、大人相手にズバズバ物を言うところが気持ちがいいです。最後まで読んだら、気分爽快になります。

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新潮社
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風の万里 黎明の空-十二国記/小野不由美

十二国記シリーズは、どこから読んでも面白い作品だと思います。(たぶん)

王座に就きながらも、元現代日本の女子高生の陽子には、わからないことだらけ。”わからない”しか言えず、王として頼りなく王たる仕事も満足にできない。

芳国に、王と王后である父母を目前で殺され、公主の位を剥奪されて哭く祥瓊。”なんであたしがこんな目に!父や母が何してたなんか知らないのに!!”

そして、才国に、蓬莱(昔の日本)で親に捨てられ、虚海に落ちたところを拾われて後、仙のもとで苦業を強いられ、蔑まれて涙する鈴がいた。”なんであたしはこんなに嫌われるの。”

負うにはあまりある苦難の末に、それぞれに旅立つ少女たち。人と出会い、”知る”ことによって、それぞれが成長していく。そして、強くたくましくなっていく。

3人がそれぞれに旅をし、出会いへと向かっていきます。成長した3人が集結するラスト、とても気持ちがよいです!

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第2図書係補佐/又吉 直樹

文体の本を読みながら、何度も笑ってしまったのは久しぶり。又吉さんのお笑いセンスを活かしたエピソードから、本の紹介に着地。

ほとんど本の内容は紹介されてなかったりもするのだけど、ほんの数行のあらすじから「読みたい」と思わせてくれるような流れはスゴい。

本好きにとっては共感できるところも多く、さらに積読本が増えること間違いなし。

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涙が溢れ泣ける|女性におすすめ小説・エッセイ本

私が涙が溢れた「泣ける」おすすめ小説を、感想とともにまとめています、

旅猫リポート/有川浩

事情によりナナを飼えなくなった悟が、昔の友人たちを訪ねながら、もらい手を探してまわる旅。

「吾輩は猫である」からはじまる、猫のナナ(♂)視点で進む話が面白くて夢中になり、悟が友人と再会するたびに過去の話にじんわりと心があたたかくなり、そしてナナと悟との愛情の深さをまたひとつ感じる。

ナナと悟の旅が終わりに近づいてくるのを感じて、自宅でじっくりと読んで大正解。涙腺、大崩壊。切なくて、でも暖かくて、読み終わった後にうちの子をぎゅっと抱きしめたくなりました。猫好きの方にはぜひオススメしたい一冊。

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講談社
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ゴーストハント7 扉を開けて/小野不由美

毎回、読む前にカーテンの隙間や扉を閉めて準備万端で本に向かわないと、怖くなって集中できなくなっていたゴーストハントシリーズ。最終巻は怖いというよりも、せつなくて、あたたかくて。いままでの謎が全て解けたとき、涙。

読み終わって謎が解けた後、何度も装丁をめくりたくなります。最終巻に達するまでに怖い話が多いですが、感動したい人にぜひおすすめしたい本です。

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KADOKAWA
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「なかよし」にてコミックス化もされています。「なかよし」懐かしい(笑)

共感する|大人の女性におすすめの小説・エッセイ本

大人になったからこそ、共感できる、そんな大人の女性におすすめの小説やエッセイ本を、個人的な感想とともにまとめています。

嫌われ松子の一生/山田宗樹

タイトルの響きから、暗いイメージでなかなか興味が湧かなかったのだけれど、小説を読むとあっという間にその世界観に引き込まれました。

松子はほんのちょっとしたことがきっかけで人生がコロコロと転がっていく。ある事件がきっかけで教師を辞職、ダメ男と同棲、不倫、ソープ嬢になり、ヒモを殺害し自殺未遂・・・

そんな人生の中で変わらないのは松子の一途さ。誰かを愛して、誰かに愛されて、愛する人と一緒にいたい。ただそれだけ。

自分の気持ちに素直に動いて、周りなんかおかまいなし、もっとやりかたがあるでしょと言いたくなる行動もしているんだけれども、でもそんなところが不器用で切なく、可愛らしく思えてしまう。

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幻冬舎
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映画にもなっていて、映画版のほうは、最初、独特の世界観に目をぱちくり。でも、最後まで見終わって素晴らしい演出だなって思った。小説で語られた「松子の一生」を見事に凝縮して、ポップに彩どられています。

50過ぎて、引き籠りで、たまに外でわめいて”嫌われ松子”と呼ばれていた松子も、元は普通の女性。松子の一生は、話だけ並べると悲劇的。

でも、ミュージカル風にキラキラさせることで、決して不幸せじゃなかったんだよ・・・ってことが伝わってきます。

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女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと/西原理恵子

大人になってからも、辛いこと、しんどいことを「我慢」している人はたくさんいる。「あたしさえ辛抱すれば」そう考える女性に対して、こう書かれている。

ひたすら「我慢すればいい」っていうのは、次の一手を打つことを、はなっから諦めてしまうこと。考えることを投げ出してしまうこと。心が折れてしまったら、逃げ出す気力さえなくしてしまう。

女性が幸せに生きていくための極意。大人への道を一歩踏み出す女の子だけじゃなく、”幸せ”に悩んでいる全世代の女性にもおすすめです。

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