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【十二国記】最初はどの順番で読めばいい?おすすめの1冊

十二国記作品の魅力は、世代や性別に関係なく、自分や社会に重ね合わせ読めること。

  • 人生の中で抱える悩み
  • 国や政治の仕組み
  • 年齢や立場による考え方の視点

十二国記はそれぞれの国の物語があるので、順番通りに読まなくても楽しめます!そのため”最初に読む作品”は、好みの国の話から読み進めるのがおすすめです。

ただ「十二国記の世界観」がわからないまま読みはじめたほうが、謎を楽しめる作品もあります。

それは、”高校生の日常”からはじまる「慶国」や「戴国」にまつわるストーリー。

  • 慶国:読後感スッキリ!元気になれる王道ストーリー
  • 戴国:十二国記イチ重苦しく過酷(涙)。凄惨な描写もあり。

基本的にはこの2国の好きそうな話から、読み進めるといいかもしれません。

他の国の話にちらりと登場するキャラも多いので、読み返すと新しい発見がある。それもまた十二国記の魅力の一つです。
さかぽん




王道でスッキリ!慶国のストーリー

あらすじ)

「お捜し申し上げました」──女子高生の陽子の許に、ケイキと名乗る男が現れ、跪く。そして海を潜り抜け、地図にない異界へと連れ去った。男とはぐれ一人彷徨(さまよ)う陽子は、出会う者に裏切られ、異形(いぎょう)の獣には襲われる。なぜ異邦(ここ)へ来たのか、戦わねばならないのか。怒濤(どとう)のごとく押し寄せる苦難を前に、故国へ帰還を誓う少女の「生」への執着が迸(ほとばし)る。シリーズ本編となる衝撃の第一作。

典型的な優等生タイプの女子高生「陽子」が主人公。友達や親の顔を伺いながら居場所のなさを感じていて・・・

という日常を過ごしていたら、金髪の人が連れ去りに?!

わけがわからないまま知らない世界でいろんな人に追われたり、異形の獣に襲われるわで、散々な目にあい続けてどんどん人間不信になっていきます。

自分自身が信じられない、自分はダメな人間だ。そんな気持ちを抱えたことがある人は共感しやすいはず。

自分の愚かさと向き合う旅に読み進めるのがしんどくなりますが、後半、手が止まらなくなる1冊です。

慶国ルートは以下の順番で読み進めます。

  1. 月の影 影の海
  2. 風の万里 黎明の空
  3. 黄昏の岸 暁の天

「黄昏の岸 暁の天」と戴国の「魔性の子」のストーリーがリンクする面白さがあります。

十二国記イチ重苦しく過酷・・・。戴国のストーリー

あらすじ)

どこにも、僕のいる場所はない──教育実習のため母校に戻った広瀬は、高里という生徒が気に掛かる。周囲に馴染まぬ姿が過ぎし日の自分に重なった。彼を虐(いじ)めた者が不慮の事故に遭うため、「高里は祟(たた)る」と恐れられていたが、彼を取り巻く謎は、“神隠し”を体験したことに関わっているのか。広瀬が庇おうとするなか、更なる惨劇が……。心に潜む暗部が繙(ひもと)かれる、「十二国記」戦慄の序章。

十二国記のエピソード0に位置する『魔性の子』はホラー&ミステリー。

神隠しを体験した後、「危害を加えれば祟られる」と恐れられるようになり、孤独になっていく主人公の高里。

彼の意思とは関係なく報復は激しくなっていき、彼をとりまく環境はより厳しくなっていきます。

読み返すたびに、凄惨さに戦慄を覚える1冊です。

エピソード0でもあるので、ホラーが大丈夫な人はぜひこの作品から読み進めてみてください。

10年ほど後に刊行された別の視点からの物語と繋がり、これほどの壮大なストーリを最初から全部考えていたのかという、作者の才能に驚くはずです。

戴国ルートは以下の順番で読み進めます。

  1. 魔性の子
  2. 風の海 迷宮の岸
  3. 白銀の墟 玄の月

慶国ルートの「黄昏の岸 暁の天」のストーリーが「魔性の子」とリンクし、「白銀の墟 玄の月」へと続きます。

そのため「白銀の墟 玄の月」を読む前に、慶国のストーリーを読み進めるのがおすすめです。

楽しく読める少女の旅!恭国のストーリー

あらすじ

この国の王になるのは、あたし! 恭国(きようこく)は先王が斃(たお)れて27年、王不在のまま治安は乱れ、妖魔までも徘徊(はいかい)していた。首都連檣(れんしよう)に住む少女珠晶(しゆしよう)は豪商の父のもと、なに不自由ない暮らしと教育を与えられ、闊達な娘に育つ。だが、混迷深まる国を憂えた珠晶はついに決断する。「大人が行かないのなら、あたしが蓬山(ほうざん)を目指す」と──12歳の少女は、神獣麒麟(きりん)によって、王として選ばれるのか。

『図南の翼』は恭国のストーリーで、1冊で完結。最初、珠晶は勝気で生意気なイメージ。

シリーズ中もっとも楽しく読みやすいストーリーで、テンポよく話が進んでいきます。

気持ちのまま素直に行動して、反省して、大人相手にズバズバ物を言うところが気持ちがいいです。

読み終えた頃には珠晶のことが好きになっているはず!

五百年の治世を誇る礎とは?雁国のストーリー

あらすじ)

国が欲しいか。ならば一国をやる。延王(えんおう)尚隆(しょうりゅう)と延麒(えんき)六太(ろくた)が誓約を交わし、雁国に新王が即位して二十年。先王の圧政で荒廃した国は平穏を取り戻しつつある。そんな折、尚隆の政策に異を唱える者が、六太を拉致し謀反を起こす。望みは国家の平和か玉座の簒奪(さんだつ)か──二人の男の理想は、はたしてどちらが民を安寧(やすらぎ)に導くのか。そして、血の穢(けが)れを忌み嫌う麒麟を巻き込んだ争乱の行方は。

他のお話にも絡むことが多い、雁国のお二人。

500年の時を経ても治世の続く雁国の礎は、どのように築かれていったのか。

国を治める大変さ、そしていつ終焉を迎えるかわからないという切なさがありつつも、2人の掛け合いを楽しむことができます。

歴史物が好きな人への、最初の1冊としておすすめ。

十二国記はアニメからスタートするのもおすすめ

私自身が”小説で断念しそうになったストーリー”をアニメで見ることで、スムーズに世界観に入れ、夢中になった経験があります。

十二国記はNHKでアニメ化されています(小説では登場しない人物がでてくるけど)。

Amazonプライム(30日間無料体験)で見れるので、ぜひ!

小説を全部読んだ人にとっても、アニメの音楽・映像はたまらないはず。
さかぽん

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さかぽん

いろいろ聞かれることが多いので、「参考にどうぞ」と知人に情報を送る目的で書いていることが多いブログを運営。Web系なので(?)Webの情報に疑い深く、知識や検証を記録に残してたら10万PV突破。ひっそりしていたいタイプなので、”ナニコレコワイ”とビビっている日々。

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