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「生きること」将棋棋士・村山聖の一生を知る

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将棋棋士・村山聖。彼のことを知り、もっと彼のことを知りたいと思うのは、「生きること」の意味を見出そうとするからなのかもしれません。新たな一面を知ることのできる情報をまとめてみました。

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将棋棋士・村山聖のエピソード

村山聖さんのことをより知ることができるのは、実際に彼のことを知る人の話。WEB上に掲載されていて、心に残ったサイトです。

村山聖さんの生涯についてはwikipediaで詳しく知ることができるため省略します。

師匠である森信雄さんのブログ

師匠である森さんの「森信雄の写真あれこれ」ブログでは、村山聖さんとの思い出写真や、大切に保存されている雑誌や新聞記事の文章を読むことができます。

森さんのブログより、心に響いた箇所の抜粋です。

(村山聖九段が寄稿した文章)ネフローゼという事を短所と思うよりも長所と思い、人と違った人生、変わったおもしろい人生が歩める位の気持ちが大切だと思います。私自身も修行時代、もし健康だったらと思うことはありましたが、ない物ねだりをしてもしかたがありません。もしも健康のままだったら健全な体を感謝することなく終わっていたでしょう。私にとってこの病気は体の一部になりました。もう何十年も走っていません。もう走ることはないでしょう。しかしいっぱい走る体験よりも、もっともっとたくさんの体験をこの病気はくれたように思います。【森信雄の写真あれこれ「天神川の風景」より抜粋】

私が村山聖を好きなのは、将棋にひたむきだったことと、病気のことも含めて一切グチを言わなかったことである。無念さや切なさ、やりきれなさ、口惜しさ・・その思いをすべて、黙って将棋にぶつけていたような気がする【森信雄の写真あれこれ「2008年8月8日村山聖のお墓参り」より抜粋】

この写真は村山君が病気で不戦敗のときに、すべて已む無しのときに見せる表情だ。あるとき村山君は「早く引退して、こども達に将棋を教えたいです」と言った。私は本気かどうか疑ったが、今思うと村山流のおとぼけでなく、本音だったように思えて来る。【森信雄の写真あれこれ「憂いの聖」より抜粋】

将棋ペンクラブログ

将棋ペンクラブログは、「将棋ペンクラブ末席幹事による近代将棋に連載していた”将棋ペンクラブログ”のネット版」ということで、膨大な量の情報を知ることができます。

村山聖には志があった。名人になりたいというでっかい志が。と同時に普通の青年として生きたいという俗人としての欲望もまた強かった。強く、せつなく、そして優しく悲しい男だった。【将棋ペンクラブログ「先崎学六段(当時)彼が死ぬと思うから俺は書くんだ」より抜粋】

村山聖ファンの方のブログ

今川弥吉の徒然草は、村山聖さんファンの方のブログです。
村山さんの面影を求めて行った先の写真、雑誌に掲載された内容、テレビで紹介された内容など、さまざまな面から村山さんのことを知ることができます。

NIKKEY STYLE

NIKKEI STYLEでは、映画「聖の青春」に関連した情報を知ることができます。
なかでも、下記のエントリーは興味深かったです。

その他の情報は、下記のリンクよりご確認いただけます。

  • NIKKEI STYLE:村山聖(検索結果にリンクを貼っています)

将棋棋士・村山聖の物語

新たな一面から将棋棋士・村山聖を描き出した、ストーリー。

小説「聖の青春」

実際に彼のことを知る人達に取材をしていき、事実を元にひとつのストーリーにしたノンフィクション小説。なぜ彼はそう言ったのか、なぜ彼はそんな行動をとったのか、なぜ・・・。小さな頃からのエピソードが丁寧に描写されることにより、感情移入をして、涙が溢れてきた1冊です。

しばらく「生きること」の意味を考え、彼のあらゆる面をより知ってみたいと思うきっかけになった本です。

映画「聖の青春」

泣かせようとはしていない。淡々と、ドキュメンタリーのように静かに、そして熱く、丁寧に描かれる聖の最期の4年間。

私は将棋に関して知識はありません。けれど、負けることは死ぬほど悔しい。勝つ側の気持ち。将棋は単なるゲームではなく、戦いであること。そういったものが、仕草や表情のひとつひとつ、そして将棋を指す音から伝わってきた映画です。

聖の不器用さや純粋な人間くささもしっかり描けていて、思わず笑ったり、可愛らしく思ったり、叱りたくなったり。松山ケンイチとしてではなく、本人を見ているかのような感覚になりました。

2時間という制限がある中、描けなかったエピソードも多くあることが推察できますが、それでもよい映画だと思います。

漫画「3月のライオン」

「3月のライオン」は、プロの将棋棋士=桐山零を主人公とし、彼の前に現れた3姉妹との優しい物語。
物語の1巻から登場するキャラクター「二階堂」は、むっちりもっちりしていて、お金持ちで、常にそばにじいやがいます。主人公を終生のライバルと決め、何かと絡んでくる二階堂。憎めないチャーミングさがあって、登場すると気持ちがほっこりする愛されキャラ。6巻では表紙にもなっています。

小説「聖の青春」を読んだときに、この二階堂のモデルは村山聖さんではないかと確信を持ち、1巻から読み直してみました。いままで気づかなかったひとつひとつの行動が彼の病気に重なり、ひとつひとつの発言がずっしりと心にきました。

漫画の監修は、将棋棋士の先崎学さん。コミックの中にある彼のコラムに目を通していったところ、その中でこのように語っていました。

実在のモデルがいるのかどうか悩む3月のライオンですが、ただひとり、二階堂君だけは、よく似てるという棋士がいます。故村山聖九段が、その人です。
-3月のライオン1巻 先崎学の将棋コラム「二階堂晴信君のモデルとなった棋士とは・・・?」より-

漫画が好きだったという村山さんが、愛されキャラとして漫画の中でいきづいている。なんだか嬉しくなりました。

漫画「聖(さとし)-天才・羽生が恐れた男-」

村山聖さんの生涯を描いた、全9巻の漫画。1巻のみ読んでみたところ、創作部分も多そうだなという印象ですが、先が読みたくなる面白さ。

9巻全て評価が高いので、集めてみようと思っているところです。小説はなかなか手が伸びない人におすすめするのに、よさそうですね。

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