
ジンジャーシロップは、ホットミルクやヨーグルト、炭酸水など日常の食生活に手軽に取り入れられるのが魅力。体をぽかぽか温めてくれるので、贈り物としても人気があります。
私自身も「健康のために毎日、生姜をとりいれよう」と思いたち、さまざまなジンジャーシロップをお試し中。
実際に使ってみて感じた「おいしさ」「コスパ」「使いやすさ」をもとに、おすすめのジンジャーシロップをまとめました。
ジンジャーシロップの選び方
”とりあえず毎日、生姜を取り入れる”とさまざまな製品を購入してみて、自分なりの選ぶポイントがでてきたのでご紹介します。
コスパで選ぶ

最初は値段だけみて選んでいたのだけど、実際に使用してみることで、値段だけではわからない「コスパ」も見えてきました。
市販品のジンジャーシロップで多いタイプは、サラサラとしたシロップ。飲みやすくて美味しいものの、一度に使う量は比較的多め。
美味しさを求めて量を入れすぎると5〜6回の使用で使いきってしまうため、「日常の癒し」を求める人におすすめです。
「定期」でも展開しているジンジャーシロップは、コスパ重視の人におすすめ。
定期=1ヶ月の分量を想定されていることが多いため、とろみがあり、少量でも満足できる味です。
[st-kaiwa-sakapon_smile]容量と実際の使用量を比較してみると、意外と価格が高い方がコスパがよかったりします[/st-kaiwa-sakapon_smile]
原材料で選ぶ

ジンジャーシロップによく使われる「シロップ」の原材料。栄養面も考慮するなら黒糖、ダイエットも考慮するならハチミツがおすすめ。
ハチミツを「1歳未満の乳幼児に与えないように注意」することは有名ですが、黒糖も同様に注意が必要です。
参考:黒砂糖の方が白砂糖より栄養素や美容など健康面で優れている?沖縄の人が黒糖を進める理由
黒糖

上白糖(白砂糖)は、「糖蜜」を分離して結晶を使ったもの(精製糖)。対して黒糖は煮詰めて濃縮したものなので「糖蜜」もそのまま(含蜜糖)。
上白糖と黒糖を比較すると次のような違いがあります。
- 上白糖100g384kcalに対して、黒糖は356kcal
- GI値約110に対し、黒糖はGI値100くらい
- ビタミンとミネラルが豊富で、カルシウムは上白糖の240倍
つまり砂糖よりもカロリーが低い、血糖値が上がりにくい、栄養豊富という特徴があります。
コクのある味わいが特徴で、牛乳と組み合わせるとカルシウムの吸収率が高まるのでおすすめです。
蜂蜜

蜂蜜は100g294kcalと砂糖と比較してカロリーが低くなるので、カロリーを気にする人におすすめ。
とはいえ一度に使用する量や製品のカロリーにもよってくるので、ジンジャーシロップを使う場合にはシロップのカロリーと使用量を気にするといいかもしれません。
スポーツの場面で、合間に「ハチミツレモン」が登場するイメージもあると思います。ハチミツは体内に吸収されるのが早くエネルギーに変えやすいので、胃腸への負担も少ないからです。
コスパ抜群の「やさい屋さんの生姜黒蜜」
”毎日の生活に生姜を取り入れたい”と考えている人におすすめなのが、ドクターベジフルの生姜黒蜜。
「生姜黒蜜」は野菜の専門家が5年の歳月をかけて完成させた、原材料が全て九州産のこだわりシロップです。

【内容量:200ml】で、生姜・黒糖・麦芽糖の純度100%。
黒糖(九州産)、生姜(九州産)、麦芽糖(九州産)
余分なものが一切入っていないので、シロップが濃厚でほんの少し”とろみ”があります。

どんな味か心配だったのだけど、たまに市販の生姜シロップで感じる”変な嫌な甘さ”的なのがないんです。
そのおいしさの秘密は、昔ながらの手作業でサトウキビを絞ってできる鹿児島産の「黒糖」。
黒蜜はデザートにもよく使われているので、安心感のある美味しさの中にしっかりと生姜を感じます。もちろんヨーグルトにもぴったり。

そして何よりもおすすめな点が、濃厚なので少量でも十分な味がしてコスパがいい!
ジンジャエールとして炭酸水に入れると美味しくない、もしく少量だと味が物足りないシロップも多い中、「生姜黒蜜」は少量でも満足できる味に。炭酸水にすっと溶け込んでくれます。

「生姜黒蜜」は楽天・Amazonでも購入できます。


これなら続けられる!と確信できたおいしさです♪
辛口ジンジャエール好きに「野田ハニー/マヌカはちみつ入りジンジャーシロップ」
”美味しさ重視のジンジャーシロップ”を求める人におすすめしたいのが、カルディで購入した野田ハニーの「マヌカはちみつ入りジンジャーシロップ」。


【内容量:200ml/原液100ml当たりエネルギー145kcal】
はちみつ(マヌカ蜂蜜27%)、果糖ぶどう糖液糖(国内製造)、しょうが汁、イソマルトオリゴ糖シロップ、レモン果汁/香料、香料抽出物
ネットでは見当たらなかったので、カルディ限定の商品かもしれません。
同じ野田ハニーの商品がわりと近いのかも?
この「マヌカはちみつ入りジンジャーシロップ」、直接舐めても大丈夫なぐらい控えめな甘さでクセがないので、他の食品とうまく調和してくれるんです。


ヨーグルトに混ぜると辛味がまろやかに。


ホットミルクに混ぜてもGOOD!


炭酸水に入れると辛さのあるジンジャエールに。辛口ジンジャエールの美味しさを味わえ、500mlペットボトルに直接入れて飲むのがお気に入りです。



おいしくてあっという間に使いきっちゃったので、日常で贅沢を感じたい人におすすめ!
贈りものにも最適「銀座のジンジャー/ドライ・ジンジャーシロップ」
銀座のジンジャーシロップは、定番のジンジャーシロップから、柚子・レモン・ブルーベリー・いちごと組み合わせたシロップもあり、楽天で贈り物としても人気です。
楽天にはなく、Amazonで販売していたのがドライ・ジンジャーシロップ。定番のジンジャーシロップにさらに生姜の味わいを強くしたものです。


【内容量:200ml/1本当たりエネルギー382kcal】
砂糖(国内製造)、生姜汁、生姜ペースト、レモン果汁、レモングラス、胡椒、唐辛子、スターアニス、山椒、シナモン、クローブ/増粘剤(加工でん粉)
ボトルには生姜ペーストが沈殿しています。おすすめの希釈は4倍(ジンジャーシロップ:割り材=1:3)と記載されていました。


そのまま舐めると甘みと生姜の辛さを強く感じます。


チャイやコーヒーなどに混ぜて飲むのがおすすめ。
500ml炭酸水に混ぜると、飲み終えるまでに再び沈殿して底に溜まるので、一度に飲める量に使うのがいいかも?


まとめ|ジンジャーシロップで“温活”をもっと楽しく
ジンジャーシロップは「体を温めたい」「健康習慣を続けたい」という人にぴったり。市販でもいろんな種類が手に入るので、コスパや味わいを比べながら、自分に合う一本を見つけてみてくださいね。