
私はこれまで、6匹の愛猫を看取ってきました。

亡くなってからの準備では間に合わない場合もあり、きちんとお見送りができないと心残りになってしまいます。
よいお見送り方をしてあげるためにも、あらかじめの心構えと準備がおすすめです。
これまでに見送ってきた経験から、火葬をする場合のおすすめの準備品と手元供養品をご紹介します。
火葬までに準備しておきたいもの
いざという時の購入では、間に合わない場合もあります。
そのため、余命宣告を受けた時点で準備しておくと安心です。
ペット用の骨壷

骨壺はカバー付のものがおすすめで、Amazonや楽天で2000円〜3000円台からあります。
大きさは、子猫なら3寸、成猫なら4寸が目安です。
私は3寸を購入していますが、お骨がギリギリ、もしくは全て納まりきらない場合があります。
ただ、「人」の場合も全てを納めることはないため、3寸でも十分かと思います。
私が毎回購入しているのは、こちらの骨壺カバーセット。
骨壺袋はシルク素材で、写真入れがついています。

骨壺袋の中は紙で支えられ、しっかりとした作りです。


愛猫のための棺
ダンボールでもよいのですが、近場のもので済ませようとすると、よい感じの形のダンボールがなく猫ちゃんに窮屈な思いをさせてしまったことも。
キレイに送り出してあげることは、気持ちの整理にもつながります。
愛猫のそばに添えるもの
思い出の品や、大好きだったご飯、おやつ、お花など。
お骨をきれいに残すためにも、プラスチック・ビニールといった材質の「溶ける」おもちゃ等は避けたほうがよいです。
火葬まで日にちがある場合には保冷剤
火葬までに日にちが必要な場合には、なるべく涼しい場所に安置してあげましょう。
保冷剤などで、お腹と背中を冷やすようにしてあげるとよいかと思います。
夏場に亡くなってしまい、2日ほど日にちが必要になった時には、ガンガンにクーラーをかけた部屋に安置していました。
ペットロスの悲しみを癒してくれる手元供養
手元供養とは、ペットのお骨を骨壺やオブジェ、アクセサリーなどに納めて供養する方法です。
はじめて愛猫を看取ることになった時、供養方法に悩みました。辛すぎて、離れたくない。
そこで「手元供養」を選びました。結果として、まだ身近にいるような気持ちになり、悲しみを癒してくれています。
いつもそばに感じる「骨壷BOX」

手元供養をする場合には、「写真」があると、まだ愛猫がすぐそばにいるような気がして心が癒されます。
骨壷を持ち帰る場合にも「お家に帰ろうね。」と声をかけてあげています。
私は毎回、楽天市場の「ペット仏具 わんにゃんメモリー」さんの骨壷カバーを頼んでいます。
丈夫な圧縮ボードペーパーが合皮材で保護されていて、しっかりとしたつくり。
色は白以外がおすすめかも。白は経年劣化とともに変色が目立つので…。


「ペット仏具 わんにゃんメモリー」さんに毎回お願いしている理由の一つが、お名前の刻印つき「メモリアルプレート」がサービスでついていること。
日付を入れるために、亡くなった後に注文するのがおすすめです。

プレートだけでも注文できるようになりました。
ペット用の仏具セット

最初は必要ないかな?と思っていたけれど、愛猫ちゃんたちの仏壇が増えてきたので購入しました。
優しくキレイに響きわたる「おりん」の音色に、心も澄んでいくような気持ちになります。
手を合わせるたびに、ペットロスの気持ちも次第に癒えていく気がします。
ペットへの悲しみの気持ちが癒えた時には
手元供養が必要ないぐらいに悲しみが癒えた時。そういう時には庭に埋めたり、お墓に…ということになるのだと思います。
私は何年もたっているのに、いまだ手元から手放す気になれていません。
自分の気持ちが癒えるまで、焦らずに時期を待ちたいと思います。