WordPressのパーマリンク(URL)の変更は、サイトを長く運用してアクセスが多くなっているほど、慎重に行う必要があります。
煩雑な作業等を行わず、評価を引き継ぎなら簡単にURLを変更する方法は?
パーマリンクを変更したくなった時に便利な『Custom Permalinks』について紹介します。
パーマリンクは「投稿名」の設定がおすすめ
パーマリンクは恒久的 (半永久的) な、ページ毎に設定するURLのこと。
誰かにURLを共有するときに使用するので、決して変わらないようにするのがベストなので「perma(永続的な・永久の)」リンクと呼ばれます。
パーマリンクのデフォルト設定では「?p=投稿ID」なので、初期設定のままという人が多いのではないでしょうか?
- 【基本】https://hogehoge.com/?p=123
- 【日付と投稿名】https://hogehoge.com/2022/07/21/sample-post/
- 【月と投稿名】https://hogehoge.com/2022/07/sample-post/
- 【 数字ベース】https://hogehoge.com/archives/123
- 【投稿名】https://hogehoge.com/sample-post/
- 【カスタム構造】https://hogehoge.com/自分でURLルールを設定
SEOを考える場合、パーマリンクは投稿名(例:http://hogehoge.com/英単語の投稿名)にするのが、URLで内容がわかるので良いとされています
私の失敗例として、【カスタム構造】で「http://hogehoge.com/カテゴリ名/記事ID」にしていました。


結果としてカテゴリを含めたURLは、【記事のカテゴリを変更するとURLが変更になる】というデメリットが発生してしまいました。
パーマリンクの設定が大切な理由
パーマリンク設定を変更すると既存のURLまでが変わってしまい、被リンクも失ってしまうリスクがあります。
記事数が少ないうちなら変更してもかまわないけれど、すでにアクセス数が多い場合には、設定変更に伴うデメリットも大きくなります。
ページの評価を引き継ぎならURLを変更したい場合には、旧URLにアクセスがあると自動的に新URLに転送する「リダイレクト」が必要です。
私が検討した方法は2つ。
- サーバーを引っ越しする:新サイトでURLを変更し、旧サーバーでリダイレクト設定を行う
- パーマリンク設定はそのままで、プラグインを利用してURLを変更する
サーバーの引っ越しは費用と労力が必要となるので、私はプラグインを利用することにしました。
プラグインCustom Permalinkとは
『Custom Permalinks』は、ページ単位でURLを設定でき、古いURLから設定した新しいアドレスにリダイレクトしてくれるプラグインです。

プラグインを有効化すると、投稿記事からURLを変更することが可能になります。
設定箇所について
ブロックエディタ
サイドのパーマリンク部分では現在のURLが表示されていて、ここからは変更することができません。

ビジュアルエディタ投稿箇所の下に、設定箇所があります。

クラシックエディタ
タイトルの下に表示されています。

プラグインCustom Permalinkのデメリット・注意点は?
プラグインを使ってのリダイレクトは、プラグインが動かなくなると元のURLに戻ってしまうのでは?
と思っていたところ、こんな記事を見つけました。

Custom Permalinkのプラグイン削除をしたところ、アクセスが大幅に落ちたという内容。
なるべくリスクを避けるためプラグインなしでリダイレクト設定を行いたいところだけど、記事数が膨大なら作業量も増えるので、その場合はやはりプラグインに頼るのがベストな気がします。
プラグインが問題なく利用し続けられることを願うしかない…。
パーマリンクはSEOとユーザーにとって大切
パーマリンクを意味のある英単語にすると、検索エンジンが理解しやすいだけでなく、サイトを訪れるユーザーにも伝わりやすくなります。

- https://hogehoge.com/?p=123
- https://hogehoge.com/permalink-plugin
サイトのアクセスを少しでも増やしていきたいなら、一つ一つのページ名を大事にしていきましょう!

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